パパもテンションが上がる!迫力満点の着用兜
人形店に行って、大きいサイズの兜飾りと小さいサイズの兜飾りではどちらが売れてますか?と聞いてみると、間違いなく小さいサイズと答えが返ってくるはずです。
大きなものより小さなものが売れているという傾向は、間違いなくどこの人形店も一緒で、狭い場所にも飾れて収納場所にも困らない兜飾りにお客さんの需要は集まっています。
そんなコンパクトサイズの兜飾りが売れている一方で、ここ数年は子供が実際に着用できる大きめなサイズの兜飾りがなぜか高い人気を得ています。
兜の号数で言ったら、一般的な鑑賞用の兜飾りは8号から13号くらい。
それに対して着用兜は23号とか25号といった感じですから、かなり大きめです。
コンパクトな兜飾りが売れてる時代に、なぜ大きな着用兜が人気なのか?
その理由は、着用兜のほとんどが収納飾りとして販売されているからなんです。
収納飾りといえば飾り台と収納箱が兼用になっている便利な商品ですが、着用兜自体は大きくても収納箱はそれほど巨大ではないので、意外とスペースを取らずに飾ることができます。
ちなみに飾る場所で制限があるのは、一般的に面積だと思います。つまり横幅と奥行ですね。
それに対して高さに制限があるという方はあまりいないのではないでしょうか。
参考までに、標準的な収納型着用兜飾りのサイズは間口(横幅)が約65センチ、奥行きが約50センチ、高さが80センチくらいです。
一方、平飾りの標準サイズは間口が約70センチ、奥行きが約40センチ、高さが50センチくらいですから、着用兜飾りと平飾りの面積はほとんど変わらないことがわかると思います。
そんなわけで、収納型の着用兜飾りは高さはそれなりにありますが、横幅と奥行の寸法はそれほどではないため、「これなら自宅に飾れそう」ということで購入する人が多いみたいです。
収納型着用兜飾りは設置スペースはさほど必要としませんが、そのわりに高さがあるで部屋の中では抜群の存在感を放ちます。
なので、省スペースで飾れて、しかも見応えのある兜飾りを探しているという方には、まさにピッタリの商品ではないでしょうか。
楽しみが膨らむ着用兜
お子さんが実際に被れる着用兜は間近で見るとかなり迫力があります。
子供の節句のために用意する兜と言いつつも、人形店で着用兜を手に取ってかなりテンションが上がっているパパさんを見かけることも少なくありません。
更に、コンパクトタイプの鑑賞用兜は「飾って、目で見て楽しむ」ものですが、着用タイプの兜飾りは見て楽しむだけでなく、3歳頃になれば実際に被って記念撮影も楽しめます。
なお、着用タイプの兜飾りはサイズが大きくなるからといって値段が一気に高くなるわけではなく、意外とお手頃価格で販売されています。
むしろ13号くらいの兜がセットされた平台飾りの方が高い値段が付いてたりします。
商品にもよりますが、着用兜は見た目豪華で迫力がある割には値段が安いと感じるものが結構多いと思いますよ。
そんなお手頃価格なところも着用兜飾りが人気を集めている理由です。