兜 飾り方の違い

飾り方の違いと特徴を知って賢く商品を選ぶ

人形店でベテラン販売員さんに聞いたところ、兜飾りのバリエーションは昔に比べてずいぶん豊富になってきたそうです。

 

確かに飾り方のスタイルで分類しただけでも様々な種類がありますよね。

 

そんな中で、近年主流になっているのが平台飾り、収納飾り、ケース飾りで、いずれのタイプも飾る場所を問わず収納スペースも圧迫しないコンパクトサイズの商品が人気です。

 

 

その他にも高床台飾りや段飾りなどもありますが、これらは大きめの商品になるため、主役となる兜のサイズもかなり大きくなります。

 

迫力サイズで見応えのある高床飾りと段飾りですが、最近はコンパクトな兜に人気が集中しているので、これらは人形店でもほとんど見かけることがなくなりました。

 

 

私も鎧を乗せた段飾りは見たことがありますが、兜を乗せた段飾りが展示されているのを今まで見たことがありません。

 

今では展示しているお店も少なくなった段飾りですが昔は五月人形の定番だったようですね。

 

 

時代のニーズに合わせて、最近の兜飾りは更にコンパクト化が進んでいますが、飾る場所や収納スペースをどれだけ確保できるかは商品選びの際に結構重要なポイントになります。

 

なので、ここでは主に飾りやすさや収納のしやすさに着目して、飾り方のスタイルごとに特徴を解説してみたいと思います。

 

 

平台兜飾り

ケース入り兜飾り

収納型兜飾り