真田幸村公の逸品兜飾り
雄山作 真田幸村 日根野形兜 鹿角脇立 正絹威
平成28年のNHK大河ドラマ「真田丸」の放送以来、真田幸村(信繁)の兜飾りが熱い注目を集めています。
もともと、数ある武将兜の中で真田幸村の兜飾りは、伊達政宗、上杉謙信に次ぐ人気を得ていましたが、もしかしたら今年は人気ナンバー1の座に躍り出るかもしれませんね。
真田幸村の兜といえば、六文銭の前立てに鹿角の脇立て、そして深紅に塗られた赤備え。
一度見たら忘れられない、この存在感抜群の兜を、秀逸デザインで製作しているのが名門甲冑工房・ 鈴甲子雄山(すずきねゆうざん)です。
※画像の商品の詳細はこちらからご覧になれます
⇒ 雄山作 真田幸村 兜平飾り 1/3 鹿角脇立 日根野形兜 正絹縅
人形店に展示されている様々な兜飾りの中で、雄山作の真田兜の目立ち度は間違いなくナンバーワン。
兜のサイズは決して大きくはないのでが、とにかく存在感があります。
雄山が手掛けた真田幸村の兜が、他の作品と圧倒的に違うのは鹿角の脇立て。
この鹿角の脇立てがプラスチックで出来ている商品も少なくないのですが、雄山の真田兜に付いているのは木彫りの鹿角です。
天然木で作り上げた鹿角の脇立ては迫力があり、日本一の兵と称えられた真田幸村の力強さを彷彿させます。
更に、この迫力満点の鹿角を純金箔押しで仕上げ、芸術性の高い作品へと昇華させています。
また、正面からはわからないのですが、兜の後ろ側を見ると綺麗なターコイズブルーの威し糸が目を惹きます。
この威し糸の素材は正絹(シルク)なのでとても発色が良く、赤い兜とのコントラストが非常に美しいです。
深紅で塗られた真田幸村の兜飾りはただでさえ目立ちますが、それに加えて兜の両脇に備えられた猛々しい鹿角が底知れぬ力強さを感じさせます。
そんな圧巻の迫力を放つ真田幸村の兜を、名匠雄山が初節句にふさわしい豪華なバランス感覚で仕上げた逸品です。
真田幸村の鎧飾りをお探しの方へ
老舗人形店の吉徳では、大河ドラマ「真田丸」のライセンス商品を販売しています。
ライセンス商品は、10号サイズ平台兜飾り、収納タイプの着用兜飾りなどもありますが、特に10号サイズの鎧床飾りは迫力満点!
真田幸村の鎧飾りは色々販売されていますが、この商品はまず砦を彷彿させる石垣デザインの屏風が惹きます。
重厚な色合いをした石垣屏風の前には、鮮やかな赤備えの鎧飾り。
黒ベースの重厚な屏風と、鮮やかな赤い鎧のコントラストはとても美しく、今年(2016年)販売されている真田幸村の鎧飾りの中ではナンバー1の仕上がりだと思います。
なお、この鎧飾りは販売数量が少ないので、気になる方は早めにチェックしてみてください。
※吉徳の大河ドラマ「真田丸」ライセンス商品の販売は終了しました。
極上仕立ての真田幸村公鎧飾り
吉徳の真田丸ライセンス商品は大河ドラマとのタイアップだったため、既に販売終了となってしまいました。
かなり見栄えのする作品であっただけに、もう販売されないのは惜しい気もしますが。
だからといって、他に魅力的な作品が無いわけではありません。
真田幸村公の鎧飾りをお探しの方にぜひ一度ご覧になって頂きたいのが、曽根人形で扱っているこちらの作品です。
ちなみに、個人的には真田丸ライセンス商品以上の出来栄えだと思っています。
⇒ 五月人形 全身を守る鎧平飾り 10号鎧飾り 真田幸村<曽根人形>
甲冑師一龍が手掛けたこの作品の細部の作りは上のリンクからご覧いただけますが、素材、仕立て、装飾品に至るまで、とにかく最上級の逸品です。
まず、兜の鉢(頭の部分)ですが、一般的な兜は一枚の鉄板類をプレスして作ってあるのに対し、こちらは三角錐状のパーツを「星」といわれるビスではぎ合わせて作る「合わせ鉢」という製法で仕立てています。
細かいパーツを何十本ものビスで留めてつなぎ合わせる「合わせ鉢」は、主に高級品に採用される非常に手の掛かる製法です。
また、兜のヘルメット部には朱漆を施し、弦走(胸の部分)には印伝皮を使用するなど、随所にこだわりが見られます。
更に曽根人形では両脇に添えた弓太刀にもこだわっていて、通常は鎧の肩くらいの弓太刀を合わせている商品が多いのですが、兜の高さに合わせた大型の弓太刀を添えてより一層の力強さを演出しています。
なお、この作品は胸にゴールドのプレートが付いていて、ここにはシリアルナンバーが刻まれています。
この作品は少量生産の限定品ですので、気になった方は一度じっくりご覧になってみてはいかがでしょうか。